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デカルト没後370年 - 哲学・思想
特集246 デカルト没後370年 - 哲学・思想(2020年2月20日〜2020年3月5日 ホーム掲載)
1650年2月20日ルネ・デカルト没。「我思う、ゆえに我あり(Je pense, donc je suis)」は、著書「方法序説(Discours de la méthode)」(1637年刊)の命題です。「自分は本当に存在しないのではないか?」と疑っている自分自身の存在は否定できないとのこと。デカルトと親交のあったメルセンヌがラテン語で「Cogito ergo sum」(コギト・エルゴ・スム)と訳したことから「コギト命題」とも呼ばれています。1999年公開、ウォシャウスキー兄弟監督、キアヌ・リーブス主演の「マトリックス」などでは分かりやすく描かれているようで、2004年マーク・ローランズ著「哲学の冒険 「マトリックス」でデカルトが解る」でも取り上げられているとのことです。
書籍一覧
反抗する文学 プラトンからデリダまでの哲学を敵として
(M・エドマンドソン 浅野敏夫訳)
デカルトの数学思想 (コレクション数学史 1)
(佐々木力)
哲学者は何を考えているのか (現代哲学への招待 Basics)
(ジュリアン・バジーニ、ジェレミー・スタンルーム/編 ピーター・シンガー、ヘレナ・クローニン、リチャード・ドーキンス、アラン・ソーカル、エドワード・O・ウィルソン、メアリー・リッジリー、ジョン・サールほか/計22名へのインタビュー 松本俊吉/訳)
デカルトの暗号手稿
(アミール・D・アクゼル/著 水谷淳/訳)
ソクラテスとフィロソフィア 初期プラトン哲学の展開
(中澤務)
青の物理学 空色の謎をめぐる思索
(ピーター・ペジック/著 青木薫/訳 佐藤文隆/解説)
哲学と科学の源流 ギリシア思想家群像 (世界思想ゼミナール)
(山川偉也)
東北哲学会年報 No.26 2010年
(梶尾悠史・小原拓磨・山本史華/研究発表論文 後藤嘉也・山内志朗・金山弥平/シンポジウム 他)
知の教科書 プラトン
(ミヒャエル・エルラー (著), 三嶋 輝夫, 田中 伸司, 高橋 雅人, 茶谷 直人 (翻訳))
アンリ・ベルクソン
(V・ジャンケレヴィッチ (著)、阿部一智、桑田禮彰(訳))
「中世の春」 ソールズベリのジョンの思想世界
(柴田平三郎 著)