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茨城鹿島神宮祭頭祭、令和最初の天皇誕生日 - 国史・伝説
特集247 茨城鹿島神宮祭頭祭、令和最初の天皇誕生日 - 国史・伝説(2020年3月5日〜2020年3月23日 ホーム掲載)
2020(令和2)年2月23日令和初の天皇誕生日。今上天皇60歳。本年西暦2020年は皇紀にあてはめると2680年です。皇紀とは神武天皇即位紀元または神武紀元の異称で、初代天皇である神武天皇が即位したとされる年を元年とする日本の紀年法のことです。「日本書紀」の記述に基づき、元年は西暦(キリスト紀元)前660年とされています。初期の天皇は伝説といわれていて、10代目の崇神天皇が、実在した「可能性」のある最初の天皇とされています。魏志倭人伝には「卑弥呼が死んだので、宗女13歳の壱与を王に立てて国中が治まった」とあるらしく、とある資料の解釈によっては、この壱与が実は崇神天皇ではないかという説もあるようです。卑弥呼の亡くなった年と神武天皇の亡くなった年がほほ同時期という説と、いわゆる欠史八代と呼ばれ、系譜(帝紀)は存在するがその事績(旧辞)が記されない第2代綏靖天皇から第9代開化天皇までの8人の天皇、あるいはその時代を除くなど、いろいろあわせ技の説のようです。
書籍一覧
高松宮日記 第一巻~第八巻(計8冊)
(高松宮宣仁親王)
継体天皇祖考 丙号 解説篇
(瓜生甚之丞(台湾大亜細亜協会内) 著刊)
新羅遺蹟 芬皇寺石塔・武烈王陵碑亀趺・石氷庫(絵葉書)
皇后さまと子どもたち
(宮内庁侍従職 監修 ; 毎日新聞出版企画室 編)
大日本史料 長慶天皇/後円融天皇
(東京大学史料編纂所 編)
クマソの虚構と実像 : つくり出された反逆者像
(中村明蔵 著)
【未読品】古代王権の空間支配
(広瀬和雄, 小路田泰直 編)
「継体・欽明朝と仏教伝来」 古代を考える
(吉村武彦 編)
開山法皇宇多天皇一千五十年御忌 弘法大師御入定一千百五十年御遠忌大法会記録
(仁和寺 仁和寺真言宗御室派宗務所)