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日本の気象台145年 - 気象、天候、気候
特集260 日本の気象台145年 - 気象、天候、気候(2020年6月18日〜2020年7月8日 ホーム掲載)
明治8(1875)年6月1日、東京気象台設置。遡ること明治4(1871)年7月、明治政府は、工部省に測量司を置き、東京府下の三角測量を始めていました。測量師長はイギリス人のマクビーン。測量助師はイギリス人ジョイネルで、気象観測の必要性を建議、工部省測量司は気象台を設けることを決めたようです。そして明治8(1875)年に東京府第2大区(のち赤坂区)溜池葵町に東京気象台が設置されます。明治20(1887)年には気象台測候所条例により、東京気象台は中央気象台と改称。昭和29(1954)年の洞爺(とうや)丸台風の被害がきっかけとなって、気象台の整備拡充論が盛んとなり、昭和31(1956)年に中央気象台は現在の気象庁になったとのことです。ちなみに洞爺丸台風により、命名の由来でもある旧日本国有鉄道(国鉄)の青函連絡船「洞爺丸」が沈没し、当時津軽海峡で航路の安全が脅かされる事態が相次いで発生していたこともあり、青函トンネルの構想も一気に具体化したそうです。
書籍一覧
酪農天気図 附・酪農振興関係法・解説
(木村慶一 )
[2点] 愛知県の気象 正続
(「愛知県の気象(続)1961-1970」47年8月1日発行 監修/名古屋地方気象台 A4判93ページ 発行/日本気象協会東海本部)
沖縄の気象と天気 【沖縄・琉球・自然・天文・知識】
(◎著者 高良初喜 佐々木正和)
地球環境と流体力学
(日本流体力学会/編 執筆者14名)
気象研究ノート 第205号(2004) ウィンドプロファイラー-電波で探る大気の流れ
(小林隆久/編 執筆者14名)
新装版 地球惑星科学 【全14巻】 14冊(除籍本)
(高橋 栄一、柳川 弘志、松井 孝典、阿部 豊、田近 英一ほか著)
確率の科学史 「パスカルの賭け」から気象予報まで
(マイケル・カプラン、エレン・カプラン/著 対馬妙/訳)
パイロットが見た雲 たくさんのふしぎ 1997年6月号 147号
(佐藤正雄/文・写真 清水兼夫/ほか 写真)
青の物理学 空色の謎をめぐる思索
(ピーター・ペジック/著 青木薫/訳 佐藤文隆/解説)
人と技術で語る天気予報史 数値予報を開いた〈金色の鍵〉
(古川武彦)