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日本のラジオ、本放送95年 - ラジオ、放送、技術
特集265 日本のラジオ、本放送95年 - ラジオ、放送、技術(2020年8月12日〜2020年8月27日 ホーム掲載)
1925(大正14)年7月12日、東京放送局(現NHK)が愛宕山からラジオの本放送を開始。当初同年の3月に本放送を予定していたようですが、機材の調整や出演者用の楽屋の準備が間に合わず本放送は逓信省に許可されなかったとのことで、「試験送信」として番組を流しながら新しい放送所を建てたとのことです。この時設置された鉄塔は、高さ45mで、東京タワーと同じく内藤多仲が設計、また放送用の発信機は、現ノキア社が事業継承し、AT&T社のグループ会社で製造部門であったウェスタンエレクトリック社製の1kw機と、予備に現アンリツ社の前身、共立電気との合併先の、安中電機製作所製の1kw機とのことです。ちなみに安中電機は無線用機器製作の始祖とのことで、無線電信の主要部分インダクションコイルを、1900(明治33)年に開発成功、海軍省は同社製を採用することになり、海軍三六式無線電信機の改良が進み、日本海海戦で哨艦信濃丸がバルチック艦隊を発見した際の、「敵艦見ユ」で無線電信通信の効力を発揮したとのことです。
書籍一覧
無線と実験 1953年3月号 特集・スーパーの研究/7インチ静電型(7JP4)TV 受像機の製作
(背上下少痛)
TBSラジオ 東京放送 深夜放送 夜のバラード パーソナリティ 金内吉男・松本典子 清水絋治・吉田日出子 富川すみ夫・藤田とし子
ラジオ・アマチュア 昭和25年7/1 第37号 我が国テレビの現状と将来
(表紙欠)
ナショナル自動車ラジオ・ハンドブック
(松下通信工業自動車ラジオ事業部)
帝教の絵本 ニッポンのラジオ 文・道忠菅 画・三長藤斎 昭和17年帝国教育会出版部
日立 8石トランジスターラジオ マーサ W-856 サービスブック
「とんち教室の時代」 ラジオを囲んで日本中が笑った
(青木一雄)