-
ホーム
-
特集
-
植村直己さん五大陸最高峰登頂50年 - 冒険、探検、紀行
特集267 植村直己さん五大陸最高峰登頂50年 - 冒険、探検、紀行(2020年8月27日〜2020年9月17日 ホーム掲載)
1970(昭和45)年8月26日、植村直己さんマッキンリー(現、デナリ)に単独登頂し、世界初の五大陸最高峰登頂達成。犬ぞりで南極大陸を単独で横断することも目指すようになり、1971年に横断距離3,000kmを体感するため、北海道稚内市から九州鹿児島までの同距離の日本列島縦断を徒歩52日間で実現。1978年には世界初の犬ぞりによる単独での北極点到達に成功。1981年に南極での犬ぞり単独行についてはアメリカの協力が得られないことから、南極大陸最高峰のビンソン・マシフ単独登頂に挑戦するため、アルゼンチン軍サンマルチン基地へ到達、しかしフォークランド紛争が勃発し軍の協力を撤回されてしまったとのことです。1984年にアメリカ、シカゴでデュポン社の社員と会談。その足で世界初のマッキンリー冬期単独登頂を果たしました。ちょうど43歳の誕生日だったとのことですが、翌2月13日、登頂成功と現在位置を伝える無線交信を最後に連絡が取れなくなり、消息不明となったとのことです。後半生については1986年東宝、佐藤純彌監督、西田敏行さん主演の「植村直己物語」が有名で、極地ロケのために当時の一流の登山家が集められ、11人の撮影隊が編成され、実際に八木原圀明撮影隊隊長をはじめ7人が、エベレスト登頂に成功したとのことです。
書籍一覧
ビーグル号の3人 艦長とダーウィンと地の果ての少年
(リチャード・L・マークス/著 竹内和世/訳)
「ダーウィンとビーグル号」
(アラン・ムーアヘッド 著 ; 浦本昌紀 訳)
ジュニア版・世界の冒険 10 宇宙船ビーグル号の航海
(バンボークト)
僕と長さんは旅に出た。 アフリカを愛したいかりや長さん
(ダニーすがの)
天理ギャラリー第71回展 西洋人のみた日本-マルコ・ポーロからペリーまで
(天理図書館編)