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マゼラン海峡発見500年 - 大航海時代、探検、紀行
特集276 マゼラン海峡発見500年 - 大航海時代、探検、紀行(2020年11月10日〜2020年11月25日 ホーム掲載)
1520年10月21日、 マゼランがマゼラン海峡を通過。マゼランはスパイス諸島(モルッカ諸島)への西回りでの渡航ルート発見を目指し、1519年セビリアを出発した。南アメリカ大陸南端の海峡を通過して太平洋に到達、海峡を発見し、マゼラン海峡と命名。途中1521年フィリピンで戦死したが、残された艦隊が1522年に史上初めての世界一周を達成した。「大航海時代」の呼び名は、1963(昭和38)年岩波書店にて「大航海時代叢書」を企画していた際、増田義郎氏により命名された。氏によると、ポルトガルが1415年にセウタを攻略したのが、大航海時代の始まりで、ロシア人の探検家セミョン・デジニョフが北極海沿いに東へ向かう航海で、チュクチ半島のデジニョフ岬に到達した1648年までが、大航海時代とされる。ヨーロッパでも北アメリカを迂回して中国やインドに至る最短の大圏航路(北西航路)や、シベリアの北を迂回して中国に至る北東航路の探検が行われたものの、氷の海に阻まれ、航路を見つけることはできず、結局これらの北回りの航路は19世紀まで発見されていなかったとのこと。
書籍一覧
東日本アレクサンダー・フォン・フンボルト協会 会員名簿 2000年
ビーグル号の3人 艦長とダーウィンと地の果ての少年
(リチャード・L・マークス/著 竹内和世/訳)
「ダーウィンとビーグル号」
(アラン・ムーアヘッド 著 ; 浦本昌紀 訳)
南極探検 世界探検全集第2巻
(原田三夫, 松山思水 編)
アジア史 全二巻揃 大航海時代叢書 第2期 2,3巻
(バロス ジョアン・デ 池上岑夫 訳 生田滋 訳注)