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Microsoft Windows 35年 - パソコン、発達と足跡
特集280 Microsoft Windows 35年 - パソコン、発達と足跡(2020年12月10日〜2020年12月24日 ホーム掲載)
1985年11月20日、Microsoft Windows初リリースから35年。1981年9月に開始したInterface Managerから始まり、Windowsとしての発表は、リリースの2年前。1.0はMS-DOS上で動くアプリの一つでシェルに過ぎず、640KBのコンベンショナルメモリの内、実際にアプリを動かすためのフリーメモリがほとんど残らず実用には程遠く、複数のウィンドウは、タイル状に表示され、重ねて表示できたのはダイアログ ボックスだけ。87年の 2.0ではウィンドウが重ねて表示できるように、EMSメモリにより640KB以上のメインメモリが利用でき、実用性が大幅に高まった。90年の3.0では、操作感の改良やタスク、メモリ管理など、各種機能が網羅的に強化、日本ではNEC-PC98シリーズ及び、98包囲網各社のDOS/V-PCの流行とともに、3.1が爆発的に売れるようになった。95年には95が、98年にはInternet Explorer 4.0を統合した98が、00年には9x系最後のMeがリリース。また94年頃からNT3.5をはじめとする、NT系がビジネスユースとして登場。01年に消費者向けにも初めてのNTカーネル搭載の XPがリリース。XPは人気を博し、06年にVistaが、その後7、8と続きますが、15年に10のリリース後約6か月たって、シェアはようやく追い抜かれたということです。
書籍一覧
コンピュータ・パースペクティブ : 計算機創造の軌跡
(チャールズ・イームズ, レイ・イームズ 著 ; 和田英一 監訳 ; 山本敦子 訳)
グーテンベルクからグーグルへ 文学テキストのデジタル化と編集文献学
(ピーター・シリングスバーグ/著 明星聖子・大久保譲・神崎正英/訳)
パソコンで見る気象入門
(島貫 陸/浦野 弘 著)
闘うプログラマー ビル・ゲイツの野望を担った男達
(G.パスカル・ザカリー 著 ; 山岡洋一 訳)