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フランクフルト講和条約150年 - 国際条約、終戦、平和
特集288 フランクフルト講和条約150年 - 国際条約、終戦、平和(2021年2月19日〜2021年3月4日 ホーム掲載)
1871年5月10日、普仏戦争がフランクフルト講和条約により終戦。普仏戦争はフランス帝国とプロイセン王国を中心とするドイツ諸国の戦争であったが、フランスが降伏した時点でドイツ統一政府が成立していたため、一般的にドイツとフランスの講和条約という。プロイセン王ヴィルヘルム1世は、プロイセン内のナショナリズム(国民意識)を尊重してドイツ統一を強く拒否していた。一方、宰相オットー・フォン・ビスマルクは、「大ドイツ」最大の国家でありながら非ドイツ系住民を多数包含するオーストリア帝国を排除して、プロイセン中心(小ドイツ主義)の君主制によるドイツ統一を目指し、いわゆる「鉄血政策」を行った。結局、普仏戦争の中、ヴィルヘルム1世は初代ドイツ皇帝となり、終戦直前の1月18日にドイツは統一政府となっている。
書籍一覧
太平洋戦争開戦の日・終戦の日 シリーズその日の新聞
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裏から見た欧州の外交戦 昭和10年11月発行
(著/長谷川了)
日露戦争実記 写真画報 (臨時増刊)講和記念帖第33巻