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特集301 ジュリアナ東京30年 - バブルの時代、好景気、資本主義経済(2021年5月27日〜2021年6月10日 ホーム掲載)

1991(平成3)年5月15日「ジュリアナ東京」オープン。いわゆるバブル崩壊は同年2月頃だが、景気が戻る期待感は翌年までとみられている。結局景気は回復せず、その影響もあってか94年にクローズ、3年半余の饗宴であった。くしくも「就職氷河期」が流行語大賞の特選賞に選ばれた年である。「芝浦GOLD」の空間プロデュースに関わった都築恭一氏は、NHKアナザーストーリーズ『ジュリアナ東京、最後の日』で「盆踊りの間に男女が草むらに消えていくような”夏祭”の現代版のようでもあった」など振り返っている。最寄のJR田町駅では、イケイケギャル、OLと言えども、駅のトイレでボディコンへ着替え、荷物はコインロッカーへ、道中テキヤのオッチャンからジュリ扇を買うなど、平成バブル景気のイメージとは裏腹に、庶民的な面もあったという。入場料もコミコミで5千円程度と、堅実な若手の会社員も集まりやすく、異業種間交流の場のようであったとも言われている。芝浦口は山手線の外側で、街中から一歩離れていて、倉庫街が広がる閑静な地域であったとのこと。総合プロデューサーでヤンエグ的商社マンであった折口雅博氏は、そこに巨大ディスコを出現させれば、非日常的、異次元的な空間としてより刺激的なのではと思いついたようだ。

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