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サンフランシスコ平和条約署名70年 - 日米講和、戦後の日本、平和
特集315 サンフランシスコ平和条約署名70年 - 日米講和、戦後の日本、平和(2021年9月10日〜2021年9月24日 ホーム掲載)
1951(昭和26)年9月8日、サンフランシスコ平和条約の署名。「日本国との平和条約」の通称。翌年52年(昭和27)年4月28日に公布。朝鮮戦争が始まると、アメリカは東アジアにおける日本の役割を重視するようになり、日本の独立を急ぎ、連合国諸国48か国と日本との間に締結された。この条約を批准した連合国は日本国の主権を承認。日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約も署名された。ただ、この会議には中国が招かれず、また、ソ連をはじめとする社会主義陣営の3ヶ国は条約への調印を拒否。日本国内では、連合国側のすべての国と講和を結ぶべきだという、単独講和か全面講和かという議論もあったが、吉田茂内閣は、資本主義陣営との講和を優先する道を採った。内容は、主に朝鮮の独立を承認、台湾・千島列島・南樺太の領有を放棄、沖縄・奄美諸島・小笠原諸島は引き続きアメリカの管理下に置くというもの。この条約によって、日本は占領状態を脱し、独立国としての主権を回復する。
書籍一覧
吉岡専造 作品展 「吉田 茂」
(吉岡専造 撮影 本橋正義、武田佳子 編)
大阪朝日新聞 號外「平和條約軍事事項を独逸、突如廃棄す」
録音吉田茂 評伝とアルバム・LP17cmレコード
(戸川猪佐武 西村栄一 福永健司 桂文楽 仲衛)
歌舞伎を救った男-マッカーサーの副官フォービアン・バワーズ
(岡本嗣郎)
国葬 吉田茂 その多彩な生涯 (昭和42年 週間読売 11/15)
同盟及聯合國ト獨逸國トノ平和條約並議定書
(印刷局内朝陽會)
戦後日中関係五十年 : 日中双方の課題は果たされたか
(島田政雄, 田家農 著)
昭和 戦争と平和の日本
(ジョン・W.ダワー 著 ; 明田川融 監訳)
近代教育の源流/藩校 吉田茂元首相生誕百二十五年記念刊行
( 教育問題編纂会 編)
「国破レテ 失われた昭和史」 ノンフィクション・ドキュメント
(村上兵衛 著)