-
ホーム
-
特集
-
ドストエフスキー生誕200年 - ロシア、ソビエト文学
特集325 ドストエフスキー生誕200年 - ロシア、ソビエト文学(2021年11月18日〜2021年12月3日 ホーム掲載)
1821年11月11日、フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー生誕。代表作は「罪と罰」「白痴」「悪霊」「カラマーゾフの兄弟」など。レフ・トルストイ、イワン・ツルゲーネフと並び、19世紀後半のロシア小説を代表する文豪で。アレクサンドル・ソルジェニーツィンやアントン・チェーホフ、フリードリヒ・ニーチェ、ジャン=ポール・サルトルなどの多くの作家に影響を与えた。著作は「現代の預言書」とも言われており、後の国家社会主義の基礎となったとのこと。作品の多くは、革命的思想を宿したものが多く、ロシア帝国に代わったソビエト連邦において、1924年から53年までのスターリン体制下では殆どの著作は発禁処分を受けていた。56年のスターリン批判後に解禁再刊された。ソ連時代も冷遇されたが、崩壊後のロシア連邦においては正教を尊重する民族主義的な思想が評価され、自らも作品に影響を受けたと明らかにしたロシア連邦大統領、ウラジミール・プーチンは生誕200周年を国家レベルで祝うよう指示し、国際会議などが行われた。
書籍一覧
祖国のために
(ショーロホフ(著)、 昇曙夢(訳))
賜物
(ウラジーミル・ナボコフ (著)、大津栄一郎(訳))
作家の日記(全6)
(ドストエフスキー 米川正夫訳)
虐げられし人々(全2)
(ドストエフスキー、昇曙夢訳)
ドストエフスキー写真と記録
(Vネチャーエワ 中村健之介編訳)
ナボコフの1ダース
(ウラジミール・ナボコフ(著)、中西 秀男(訳))
エジプトの少年 (岩波少年文庫復刻版)
(ミリツア・エドヴイノヴナ (ミリッツア・エドヴィノヴナ) ・マチエ/著 福井研介・杉勇/訳 稗田一穂/挿絵 キセリョフ/附録カット)