-
ホーム
-
特集
-
ソ連崩壊30年 - 社会主義、共産主義、民主化
特集331 ソ連崩壊30年 - 社会主義、共産主義、民主化(2021年12月24日〜2022年1月18日 ホーム掲載)
1991年12月25日、ソビエト連邦崩壊。後のウクライナ初代大統領クラフチュクが8月にソ連共産党を離党。12月エリツィン大統領、シュシケビッチ・ベラルーシ議長と会談し、ソ連離脱とCIS(独立国家共同体)結成で合意、ソ連は崩壊する。旧ワルシャワ条約機構からNATO(北大西洋条約機構)に加盟した国が相次ぎ、ロシアが強く反発している中、第2代クチマ大統領はNATO加盟を表明。第3代のユシチェンコも、将来の加盟を希望。第4代のヤヌコーヴィチは親露派で、13年、EUとの協定調印を見送ったところ、親欧米派の勢力などの反政府運動が勃発し亡命。解任が決議され、トゥルチノフが代行に選出。親露政権崩壊によりロシア上院がクリミアへの軍事介入を承認。プーチン大統領は、本格的に軍事介入を開始。14年のクリミアの併合により、事態は悪化。第5代のポロシェンコも親欧米、反露路線。第6代現職のゼレンスキーは俳優で、15年の政治ドラマ「国民のしもべ」主演、19年にドラマの続編のような選挙活動で大勝。関係修復のため、仏独の仲介によりプーチン大統領と、ウクライナ東部紛争の停戦など共同声明を出すも、21年、ロシアはNATOに拡大停止を要求、拒否されると、ウクライナ周辺で軍を集結、増強し、緊張が高まっている。
書籍一覧
雑誌 『社会主義研究』 全44冊揃い(合本2冊含む)
(堺利彦 山川均)
変わるロシア・ソ連のマス・メディア 激動のグラスノスチ・8月革命をへて
(内田明宏編著)
ソ連邦崩壊と文学 ロシア文学の興隆と低迷
(阿部軍治)
(洋書・英文) Global Power Knowledge Science and Technology in International Affairs (OSIRIS 21)
(Edited by John Krige and Kai-Henrik Barth)
東欧革命の肖像 現代ハンガリーの憲法と政治
( 早川弘道 著)
社会主義と欲望 : ソ連の国民生活を視る
(大門一樹 著)