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モリエール生誕400年 - 劇文学、戯曲
特集333 モリエール生誕400年 - 劇文学、戯曲(2022年1月18日〜2022年1月27日 ホーム掲載)
1622年1月15日 - モリエール(Molière)生誕。ジャン=バティスト・ポクラン(Jean-Baptiste Poquelin)はフランス王国ブルボン朝時代の俳優、劇作家。ピエール・コルネイユ、ジャン・ラシーヌとともに古典主義の3大作家の1人とされる。代表作は「トンデモ医者」「女房学校」「タルチョフ」「人間嫌い」など。最も早く日本語に翻譯された作品は、「女房学校」の翻案という形ではあるが、1886(明治19)年の「西洋風滑稽演劇 南北梅枝態(かげひなたうめのえだぶり)」で、読売新聞連載、湖東生訳とされている。コメディ・フランセーズは、彼が率いていた劇団が前身であることから、「モリエールの家(La maison de Molière)」と呼ばれる。フランスを代表する王立(国立)の劇団で、パリ1区のパレ・ロワイヤルに、本拠となるテアトル・フランセ(Théâtre-Français)と呼ばれる劇場がある。モリエールの劇団の看板女優には、フランス演劇界の伝説の女優と言われる、マルキーズ=テレーズ・デュ・パルク(Marquise-Thérèse de Gorla)がいて、その半生を元にした物語は「女優マルキーズ」(1997年仏伊西合作、ヴェラ・ベルモント監督、ソフィー・マルソー主演)で描かれている。
書籍一覧
La comédie avant Molière, 1640-1660
(Roger Guichemerre)
芸術学事始め 宇宙を招くもの (中公叢書)
(小林道憲)
【未読品】 喜劇とは何か : モリエールとチェーホフに因んで
(渡辺淳 著)
Molière, ou, L'auteur imaginaire?
(Hippolyte Wouters et Christine de Ville de Goyet)
イプセン戯曲全集 : 原典による 全5巻
(原千代海 訳)