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グリコ発売100年 - お菓子、スウィーツ
特集338 グリコ発売100年 - お菓子、スウィーツ(2022年2月16日〜2022年3月1日 ホーム掲載)
1922(大正11)年2月11日グリコ発売。創設者の江崎利一は、漁師がカキを茹で、溢れた汁からグリコーゲンを思い出し。キャラメルにグリコーゲンを用いたお菓子を考案。一粒300メートルは、そのカロリー消費を計算し、設計したとのこと。三越百貨店で販売を開始するも、当時の栄養菓子市場は、森永、明治に占められていて、打開策として、おまけをつけるようになったとのこと。1963(昭和38)年頃は、TVアニメ「鉄人28号」を1社提供するまでになる。これまでに開発されたおもちゃは約3万種類、約55億個とされている。今では、リアルな木のおもちゃの動物たちをスマホで撮影すると、バーチャルな世界の中で動きだす、デジタルとリアルを融合したおまけにまで進化している。1996年岩井俊二監督作品「スワロウテイル」では、ミュージシャンで女優のCHARA演じる娼婦のグリコが、名前の由来は、日本の円都(イェンタウン)に住み着いた、一獲千金を夢見ている違法労働者たち=円盗(イェンタウン)の「この国のビジネスマンはみんな、グリコを食べて育ったんだ」という日本人観からだと語るシーンがあって、妙に印象に残っている。
書籍一覧
ほっとこうち別冊 ほっとこうちSweets Book スイーツブック 食べておいしいもらって嬉しい高知のスイーツ307種類
(廣井洋)
うぐいすの ひなにんぎょう こどものくに ひまわり版 第44巻第12号
(西本鶏介/作 ささやすゆき/絵)
おなかのかわ 普及版 こどものとも
(瀬田貞二/再話 村山知義/絵)
「明治スィートニュース」全カラー菓子カタログ 明治製菓(株) 昭和30年代 3部