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国勢調査150年 - 統計調査、戸籍制度
特集339 国勢調査150年 - 統計調査、戸籍制度(2022年3月1日〜2022年3月14日 ホーム掲載)
1872年3月8日(明治5年1月29日)、初の全国戸籍調査実施。明治新政府主導の元で作られた、江戸時代の宗門人別改帳に代わって、1871(明治4)年の戸籍法に基づいて編製され、いわゆる壬申戸籍が、最初の戸籍調査とされる。人口は約3311万人とされるが、直接の人口調査ではなかった。1873(明治6)年から1919(大正8)年までの人口統計は、壬申戸籍に対する増減をもとに算出していて、転出、転入の届けなしの移動が相当数に及び、地域別人口のずれが年々拡大、1920(大正9)年の第1回国勢調査まで、この誤差問題は次第に大きくなっていった。1872(明治5)年の総人口について約3480万人に修正した推計がなされているが、この推計値についてもなお議論があるとのこと。加えて、今では考えられないが、身分制度の名残で、皇族華族士族や、平民以外も別個に集計したり、お妾さん、つまり今でいう愛人さんも、親族として登載を求められるなど、多くの問題点があったようだ。
書籍一覧
経済の数理 (数理科学シリーズ 14)
(二階堂副包/編 二階堂・斎藤謹造・根岸隆・鈴村興太郎・大槻幹郎・堀元・?山昌一/執筆)
震災直後ノ市勢統計 世帯数及人口(大正12年11月15日現在)
(東京市統計課 編)
特需契約高週報 No.1-No.79(内3冊欠、在76冊)
(GHQ経済科学局計畫統計課:調、極東軍司令部経済科学局清算事務所、米國大使館経済部調査開発課)
戸籍届書式 -附・寄留其他諸届-
(西三五郡一市戸籍組合會)