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花の82年組デビュー40年 - ときのアイドル、スター
特集347 花の82年組デビュー40年 - ときのアイドル、スター(2022年4月25日〜2022年5月16日 ホーム掲載)
1982(昭和57)年、中森明菜、小泉今日子、松本伊代、早見優、堀ちえみ、石川秀美、シブがき隊などデビュー。80年に松田聖子がデビューし、ヒット曲が連続すると、波に乗ろうと各事務所やレコード会社がさらに後を追い、この年に多数のアイドルがデビュー。より魅力的、個性豊かで人気が高く「花の82年組」と呼ばれる。特に前述のメンバーがヒット曲を量産していく。対照的に翌年デビューの、森尾由美、松本明子、小林千絵などは「不作の83年組」と呼ばれ、不遇の扱いを受けていた模様。くしくも、アブラが乗り始める(?)デビュー3年目あたりの85年に、「おニャン子クラブ」が結成され、ファン層をさらわれた感じもする。ちなみにアイドル発掘の王道「スター誕生!」は83年に終了。番組出演が人気アイドルとしてのステイタス的存在であった「8時だョ!全員集合」は85年に終了。その後も86年から90年にかけて、「ザ・トップテン」「ヤンヤン歌うスタジオ」「ザ・ベストテン」「夜のヒットスタジオ」が相次いで終了。世の中も移り変わりが激しい時代で、89年に昭和が終焉するもバブル絶頂となる。しかし翌90年から株価の暴落が始まりバブル崩壊。まるで予定されていたかのように、昭和歌謡、歌番組全盛の時代が一変した感がある。
書籍一覧
【最新版アイドルスター大全科】なんでもプレイ百科9
プロマイド昭和史 : 想い出のアイドル1000人でつづる芸能風俗史
(相賀徹夫 編著)