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「アンネの日記」75年、日本版70年 - 戦争、戦時の記憶
特集354 「アンネの日記」75年、日本版70年 - 戦争、戦時の記憶(2022年6月20日〜2022年7月8日 ホーム掲載)
1947年「Het Achterhuis」、初版発行。直訳すると「後ろの家(隠れ家)」。日本では1952(昭和27)年6月、皆藤幸蔵の翻訳による「光ほのかに - アンネの日記」のタイトルで文藝春秋より出版。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ支配下のオランダ、アムステルダムで、ホロコーストを避けるために、1942年から隠れ家に潜み、1944年に密告により、ゲシュタポに捕まるまでの、およそ2年間のユダヤ人達8人の生活が記されている。日記の執筆者アンネは、姉のマルゴット・フランクとともにベルゲン・ベルゼン強制収容所へ移送され、 不衛生な環境下、感染症により15歳で死亡。 唯一生きて終戦を迎えた父親のオットー・フランクは、解放後にアムステルダムに戻り、日記を保存していたミープ・ヒースから娘アンネの残した日記などの文書を遺品として渡された。この文書はオットーによってタイプし直され、関係者の間に私家版としてごく少数の者に配られた。やがてこれが評判を呼び、オランダ語の初版が出版された。
書籍一覧
『アンネの日記』もう一つの真実
(ローレンス・グレイヴァー 森泉弘次 訳)
英語洋書 The Destruction of the European Jews:Third Edition 全3巻揃 【ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅 原書】
(ラウル・ヒルバーグ著)
ユダヤ人女医の亡命日記 : ベルリンーニューヨーク 1933-1945
(ヘルタ・ナートルフ 著 ; ヴォルフガング・ベンツ 編 ; 小松はるの, 小松博 訳)
映画パンフ ソフィーの選択
(A・J・パクラ.監督製作/M・ストリープ.他演)
ゲットー脱出 : あるユダヤ人の生還 訳者献呈サイン
(アブラム・ランクマン 著 ; 大谷喜明, 大谷京子 訳)
Life International September 15 1958
ヴェニスのゲットーにて 反ユダヤ主義思想史への旅
(徳永惇)
アンネのおもかげ
(E.シュナーベル 著 ; 原田義人 訳)
「ヘルマン・ゲーリング 栄光の日々」グラフィック アクション No.8 航空ファン3月号別冊 1992年
歴史的賠償と「記憶」の解剖 : ホロコースト・日系人強制収容・奴隷制・アパルトヘイト
(ジョン・C.トーピー 著 ; 藤川隆男, 酒井一臣, 津田博司 訳)