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夏の風物詩 - 夏休み、花火大会、海水浴
特集359 夏の風物詩 - 夏休み、花火大会、海水浴(2022年8月4日〜2022年8月18日 ホーム掲載)
夏の風物詩、夏休み、海開きの季節。海の日は1996(平成8)年から施行。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨とし、「世界の国々の中で「海の日」を国民の祝日としているのは唯一日本だけとされている。祝日化される前は「海の記念日」で、1876(明治9)年に明治天皇が、1ヶ月半にわたり東北・北海道巡幸のため航海に出た記念で制定された。巡幸の随行者は岩倉具視・大久保利通・大隈重信・木戸孝允などの顔ぶれで,総人数200名超という大イベントだった。東京を出発して北関東と東北各県を回り,青森港から灯台巡視船「明治丸」に乗船し,函館を視察した後、横浜港に戻り、横浜御用邸伊勢山離宮へ還幸した。この史実から、1941(昭和16)年に逓信大臣の村田省蔵が提唱して制定された。明治丸は、東京商船学校の練習船として使用され、現在は東京海洋大学越中島キャンパスに保存されている。
書籍一覧
絵葉書 神奈川 三崎町営埋立地海水浴場水泳大会実況
改正増補 熱海鉱泉誌 : 一名・温泉浴海水浴独案内
(青木純造 著 ; 内田好太郎 訂)