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日本の鉄道150年 - さまざまな鉄道、鉄道資料
特集369 日本の鉄道150年 - さまざまな鉄道、鉄道資料(2022年10月24日〜2022年11月1日 ホーム掲載)
1872(明治5)年10月14日、新橋-横浜間、約29Km開業。翌日旅客運転を開始。新橋駅は後の汐留駅、横浜駅は現在の桜木町駅である。日本で初めて走った鉄道は模型で、1853(嘉永6)年、ロシアのエフィム・プチャーチンが率いる軍艦が長崎で開国の交渉を行った際、招待された幕府の川路聖謨、佐賀藩の本島藤太夫、中村奇輔らが報告している。実験線は1865(元治2)年、現在の長崎電気軌道メディカルセンター電停付近に相当する600mの区間で、トーマス・グラバーが日本人に鉄道を紹介するためにレールを敷設し、蒸気機関車「アイアンデューク号」と客車2両で、現地の人達を乗せて走った。新橋-横浜間建設時には、住民の反感や海軍の用地を避けるため、全線約29kmのうち、1/3にあたる約10kmが海上線路だった。特に田町から品川までの約2.7kmは約6.4mの幅の堤で、いわゆる高輪築堤は、2019年の高輪ゲートウェイ駅西周辺の再開発の際に約1.3kmにわたって遺構が発見されている。
書籍一覧
満鮮旅行案内 (満洲・朝鮮鐡道・内地鐡道時刻表)
(昭和5年9月號 極少書入れありも状態良です)
(洋書・英文) Watt's Perfect Engine Steam & the Age of Invention
(Ben Marsden)