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資生堂150年 - 化粧品、美容、コスメ
特集373 資生堂150年 - 化粧品、美容、コスメ(2022年11月14日〜2022年11月28日 ホーム掲載)
1872(明治5)年9月17日、福原有信が東京銀座に「資生堂薬局」創業。1902(明治35)年、日本ではじめてソーダ水とアイスクリームを製造販売「ソーダファウンテン」開設、28(昭和3)年「資生堂アイスクリームパーラー」となる。19(大正8)年には大阪心斎橋に、現存する日本で最古の画廊、「資生堂ギャラリー」を開設。34(昭和9)年に「ミス・シセイドウ」が宣伝活動を開始。戦後は57(昭和32)年、台湾進出からグローバル化を進めてゆく。78(昭和53)年頃からテレビCMで、世良公則&ツイスト「燃えろいい女」など、ヒットが相次ぎ。ライバル企業であるカネボウ化粧品でも、布施明「君は薔薇より美しい」などがヒット、対決ムードが高まった。80(昭和55)年には「エクボ洗顔フォーム」のCM曲「裸足の季節」で、松田聖子がデビュー、84(昭和59)年になると「Rock'n Rouge」で、今度はカネボウ化粧品のメインビジュアルとなる。この頃からコスメ製品のターゲットを低年齢化、大衆化していって、アイドルの起用が進んだようだ。昭和晩年の自粛ムードや、景気後退の影響もあってか、対決は落ち着いてちょっと大人なムードになったように感じる。
書籍一覧
SHISEIDO BEAUTY CHART 資生堂ビューティー・チャート
美人のつくりかた-石版から始まる広告ポスター
(印刷博物館編)
テレビにでたまこちゃん かがくのとも 通巻137号 (1980年8月号) ※折り込みふろくあり
(高塚省吾(たかつかせいご))
PARIS-TOKYO-PARIS SHISEIDOU 1897−1997 /美と知のミーム、資生堂<2冊揃>
デザインの発想
(ロジャー・ニコルソン 著 ; 鈴木重雄 訳)
ファッション年鑑
(ファッション年鑑編集委員 編)
Per Spook. PARIS 26 lithographies 1977-1990
(ペルスプーク)