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テレビ本放送開始70年 - テレビの時代、その思い出
特集384 テレビ本放送開始70年 - テレビの時代、その思い出(2023年1月28日〜2023年2月16日 ホーム掲載)
1953(昭和28)年2月1日、NHKが日本で初のテレビジョン本放送を開始。当初は一日の放送時間は約4時間程度で、また、テレビカメラがわずか5台しかなく、フィルム取材によるニュースや劇場映画などを除き大部分の番組が生放送であった。続いて8月28日、日本テレビが民間初のテレビ放送開始。テレビ受像機の価格は、当然白黒(モノクロ)しか発売されていないが、平均的なサラリーマンの月収が手取り1万5千円程度の時代に、約13倍の20万円程度したとのこと。2022(令和4)年の新卒初任給は、だいたい20万円程度とのことなので、現在の感覚では250万円位か。非常に高額なため、日本テレビは、テレビ放送の広告価値を認識させようなどの理由で、積極的に街頭テレビを設置。プロレスやボクシングの中継には、黒山の人だかりができた。その後民間放送が次々と開局。1959(昭和34)年度には、テレビ放送の収入がラジオ放送を上回る。1960(昭和35)年には、カラーテレビの本放送が始まる。国産初のカラーテレビ受像機は東芝から発売され、サイズは21インチ、価格は52万円であった。
書籍一覧
月刊 民放 特集・民放20周年記念全国大会 1971年10月号
(酒井三郎、横田武夫、青木貞伸、野崎茂、林芳雄ほか)
テレビにでたまこちゃん かがくのとも 通巻137号 (1980年8月号) ※折り込みふろくあり
(高塚省吾(たかつかせいご))
日本放送協会 「放送」「調査時報」 94冊 昭和7年~16年
テレビ工学講座 全6巻セット+ガイドブック6冊+カラーテレビ工学講座全3巻
ぼくのテレビジョン あるいはテレビジョン自身のための広告
(村木良彦 )
テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか
(吉野次郎 編)