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黒船来航170年 - 日本の開国、大航海時代
特集405 黒船来航170年 - 日本の開国、大航海時代(2023年10月10日〜2023年10月27日 ホーム掲載)
1853((嘉永6)年7月8日、黒船来航。黒船は、大型の西洋式航洋船のこと。代将マシュー・ペリーが率いるアメリカ合衆国海軍東インド艦隊の蒸気船2隻を含む艦船4隻が日本に来航した。艦隊は江戸湾入り口の浦賀(神奈川県横須賀市浦賀)沖に停泊し、一部は測量と称して江戸湾奥深くまで侵入した。結果、幕府はペリー一行の久里浜への上陸を認め、そこでアメリカ合衆国大統領国書が幕府に渡され、翌年の日米和親条約締結に至った。ここから1967(慶応3)年の大政奉還までを幕末、1868年の明治元年までの15年間が明治維新と呼ばれている。東京都港区の品川台場(品海砲台)は2度目のぺリー来航に備えて築いた砲台で、通称「お台場」。これらの砲台のおかげで、ペリー艦隊は品川沖まで来たが、横浜沖まで引き返したとのこと。第一から第七台場までの建設が進められ、第七台場は未完成のまま。現在、第三台場は公園となっている。
書籍一覧
漂客談奇 中浜万次郎等漂流記事
(末尾-知徳「知徳之印」 嘉永五年秋記)
福澤諭吉展 黒船来航から独立自尊まで 生誕150年記念
(同展委員会編)
「写真師たちの幕末維新」
(梅本貞雄 著 ; 緒川直人 編)