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関東大震災、帝都復興院設置100年 - 防災、災害の教訓
特集407 関東大震災、帝都復興院設置100年 - 防災、災害の教訓(2023年10月27日〜2023年11月16日 ホーム掲載)
1923(大正12)年9月1日関東大震災発生、9月27日、帝都復興院設置。東京都墨田区横網の横網町公園内にある東京都慰霊堂は、1930(昭和5)年に、関東大震災の身元不明の遺骨を納め、死亡者の霊を祀る震災記念堂として創建された慰霊施設。1948(昭和23)年より東京大空襲の身元不明の遺骨を納め、死亡者の霊を合祀して、1951(昭和26)年に現在の姿となった。震災と戦災の犠牲者16万3000柱を供養し、毎年3月10日と9月1日に大法要が営まれる。かつて大日本帝国陸軍被服廠(ひふくしょう)が存在し、1919(大正8)年に赤羽に移転した後は更地になり、被服廠跡と呼ばれていた。関東大震災が発生した当時、公園予定地として整備されていて、周辺の罹災者の避難場所となり、4万人近い群衆が場内に詰めかけた。拡大する火災で周辺が取り囲まれた午後4時ごろ、火災旋風が発生し、群衆が持ち込んだ家財道具が燃え上がり、さらに旋風に巻き上げられ、あるいは窒息するなどして、この地だけで東京市全体の死亡者の半数以上の3万8000人程度が死亡したとされる。
書籍一覧
大正十二年九月一日 大震災記念寫眞帖
(桝井照蔵編纂)
阪神大震災・被災地町名入航空写真集 阪神大震災から100日! /阪神大震災・被災地町名入航空写真集 阪神大震災から365日 計2冊
(日経大阪PR企画出版部 制作 ; 兵庫県南部地震被災度判定体制支援会議 監修)