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越路吹雪生誕100年 - 歌姫の思い出、シャンソン
特集421 越路吹雪生誕100年 - 歌姫の思い出、シャンソン(2024年3月5日〜2024年3月27日 ホーム掲載)
1924(大正13)年2月18日 、越路吹雪生誕。宝塚歌劇団男役スターとして戦中から戦後にかけて活躍した。初舞台は1939(昭和14)年2月、月組公演「宝塚花物語」。27期生で同期に月丘夢路、乙羽信子らがいる。1951(昭和26)年宝塚退団後、1968(昭和43)年まで17年間東宝の専属スター女優として、主にミュージカルで活躍。歌手としてはシャンソンや映画音楽を多くカバー、作詞家・翻訳家の岩谷時子とともに数多くの曲を日本に紹介し、「シャンソンの女王」と称された。代表曲は「愛の讃歌」「ラストダンスは私に」「サン・トワ・マミー」「ろくでなし」。岩谷時子はマネージャーも務め、作詞家でもある。オリジナルの詞にとらわれずに、独自の解釈で詞を当てることもあり、エディット・ピアフの「愛の讃歌」では「愛を貫くためなら盗みでも祖国への裏切りでもしてみせる」のように、背徳的な描写もあるが、一途な愛を貫くという訳詞となっている。
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