特集425 北陸新幹線延伸 - 鉄道、旅客案内(2024年4月22日〜2024年5月14日 ホーム掲載)
2024(令和6)年3月16日、北陸新幹線石川県金沢駅から福井県敦賀駅まで延伸、開業。1972(昭和47)年、田中角栄が政策綱領として「日本列島改造論」を発表し、翌年、整備新幹線5路線の整備計画が決定された。旧国鉄の財政悪化により建設が一時凍結されたが、1998(平成10)年に開催された長野オリンピックに合わせて、開催前年に高崎駅-長野駅間が整備新幹線として開業した。2015(平成27)年に長野駅-金沢駅間が開業した。今回の敦賀駅開業まで、実に50年以上。大阪までの延伸は2046(令和28)年予定。計画から70年以上かかることとなる。「加賀温泉駅」「芦原温泉駅」が開業し、駅名に「温泉」がある新幹線の駅が全国の半数となった。とはいうものの、全国に6か所となった内、2022(令和4)年に九州新幹線の西ルートが暫定開業し「武雄温泉」と「嬉野温泉」が開業するまでは、全国では山形新幹線の「かみのやま温泉駅」と北陸新幹線の「黒部宇奈月温泉駅」の2か所のみであった。「黒部宇奈月温泉駅」は2015(平成27)年の長野駅-金沢駅間延伸と同時開業。「かみのやま温泉駅」はミニ新幹線である山形新幹線の奥羽本線(山形線)の停車駅である。
書籍一覧
満鮮旅行案内 (満洲・朝鮮鐡道・内地鐡道時刻表)
(昭和5年9月號 極少書入れありも状態良です)