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特集427 日米和親条約170年 - 日本の開国、大航海時代(2024年5月14日〜2024年5月29日 ホーム掲載)

1854年3月31日(嘉永7年3月3日)に日本とアメリカで日米和親条約締結。日本側全権は大学頭、林復斎、アメリカ側はマシュー・ペリー。「通商(貿易)は拒否するが、港は開く」として、アメリカに対し下田と箱館(現函館)の2港を開港、約200年続いた鎖国は終わった。第11条の「下田に領事館を置くことができる」としたのは、英文では「両国政府の『いずれか一方が』かかる処置を必要と認めた場合」和文では「両国政府においてよんどころなき儀」となっている。日本側はあくまでも下田と箱館の開港を認めただけであって、開国したわけではないと考えていた。だが、この幕府の意向は開国に反対する攘夷派を抑えることができず、またアメリカとの認識のずれによって、1866(安政3)年、タウンゼント・ハリスが修好通商条約を結ぶべく、米国総領事として下田を来航した際、幕府は彼の来任を認めず紛糾する。結局ハリスは総領事として仮宿の玉泉寺に入るが、幕府は通商条約を嫌い、ハリスの再三の江戸出府、交渉要求を拒否した。翌年米砲艦ポーツマス号が下田に入港すると、ついにハリスの江戸出府を認めることとなる。

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