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レイチェル・カーソン没後60年 - 環境問題、公害との闘い
特集429 レイチェル・カーソン没後60年 - 環境問題、公害との闘い(2024年5月29日〜2024年6月18日 ホーム掲載)
1964年4月14日、レイチェル・カーソン(Rachel Louise Carson)没。アメリカ合衆国において1960年代に環境問題を告発した生物学者。著書「沈黙の春」(Silent Spring)は。DDTを始めとする殺虫剤や農薬などの化学物質の危険性を訴えた作品。タイトルの沈黙の春とは、鳥達が鳴かなくなって生き物の出す物音の無い春という冒頭の状況を表している。後のアースディや国連人間環境会議のきっかけとなる。環境問題そのものに人々の目を向けさせ、環境保護運動の始まりとなった。DDT(ディー・ディー・ティー)とはdichlorodiphenyltrichloroethane(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)の略であり、かつて使われていた有機塩素系の殺虫剤、農薬である。1939年にスイスの科学者にしてガイギー社の技師、パウル・ヘルマン・ミュラーによって殺虫効果が発見された。彼はこの功績によって1948年にノーベル生理学・医学賞を受賞している。
書籍一覧
自主講座 創刊~79号の内62-66・68-70・76・77号欠 69冊+公害原論7冊+「原子力発電ここが問題だ」等冊子
(宇井純編)