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IBM-System360発表60年 - 情報技術、IT
特集430 IBM-System360発表60年 - 情報技術、IT(2024年5月29日〜2024年6月18日 ホーム掲載)
1964年4月7日 - 米IBM、汎用コンピューター「System/360」を発表。メインフレーム コンピュータのシリーズである。1965年から1977年まで出荷された。設計責任者はジーン・アムダールで、後に独立、富士通の回路設計者と共同で、高速ECLチップを独自の空冷方式で冷却する方式を開発した。メインフレームコンピューターとは企業や政府などの組織で業務処理を行うコンピューターを指す用語で、主に科学技術計算用のスーパーコンピュータや、より小型のミニコンピュータ、オフィスコンピュータ、サーバーなどとは区別されている。コンピュータ・アーキテクチャを採用し、アーキテクチャと個々の機種の回路実装は区別し、プログラムおよび周辺機器の互換性がある小型から大型までのコンピュータファミリを形成した。商用計算と科学技術計算をカバーした汎用機で、商用では初のオペレーティングシステムや仮想機械が登場するなど、後のコンピュータの設計に影響を与え続け、史上最も成功したコンピュータ設計の1つとされている。
書籍一覧
岩波講座 ソフトウェア科学 16 認識と学習
(安西祐一郎)
コンピューターの過去・現在・未来 <日本アイビーエム・PR用冊子>