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第一次大戦110年、ノルマンディー上陸80年 - 戦史、戦記
特集437 第一次大戦110年、ノルマンディー上陸80年 - 戦史、戦記(2024年8月13日〜2024年9月2日 ホーム掲載)
第一次世界大戦は、1914(大正3)年から連合国と中央同盟国間で行われた世界規模の戦争。大戦中にロシアでは1917年に2月革命によって帝政が崩壊、ブレスト=リトフスク条約を締結し大戦から離脱。ドイツでも革命が起こり、軍も弱まり、1918年11月に連合国と休戦協定が結ばれる。結局ドイツ、ロシア、オーストリア=ハンガリー、オスマンの4帝国は消滅。1919年のパリ講和会議では英仏伊日米の「五大国」が会議を主導し、米大統領ウィルソンの「十四か条の平和原則」を原則としたが、実際には戦勝国の要求が優先され、敗戦国に負担の大きい一連の講和条約を押し付けた。再び世界大戦を起こさない願いで国際連盟が設立されたが、対立関係は残り、約20年後の1939年に第二次世界大戦が勃発した。ノルマンディー上陸作戦(Normandy landings)は、1944(昭和19)年の連合国軍による、ナチス・ドイツ占領下のフランスへの上陸作戦。正式にはネプチューン作戦(Operation Neptune)。上陸からパリの解放までの作戦全体はオーヴァーロード作戦(Operation Overlord)。ナチス・ドイツは、ソビエト連邦との東部戦線、イタリア戦線に加え、西部戦線でも陸上の戦闘を余儀なくされ、翌年には降伏に追い込まれた。「D-デイ」は作戦決行日を表す。
書籍一覧
日清・日露戦争錦絵画帖
( 小林 清親/吟光/楊斎 延一/他)