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地下鉄日比谷線60年 - 地下鉄、案内、記念乗車券
特集443 地下鉄日比谷線60年 - 地下鉄、案内、記念乗車券(2024年10月1日〜2024年10月18日 ホーム掲載)
1964(昭和39)年8月29日、営団地下鉄日比谷線全線開通。東京都足立区北千住駅から目黒区中目黒駅までを結ぶ。通勤列車には珍しい座席指定制の「THライナー」が運行されている。銀座、日比谷、虎ノ門ヒルズ、六本木、広尾、恵比寿など、個人的に、お高く感じるお店が多い駅を通るので、ハイグレードな路線というイメージがある。逆に築地、八丁堀、人形町、小伝馬町、秋葉原、上野、三ノ輪など、下町感のある駅も多い。地下鉄といえば、1970年代後半に夫婦漫才、春日三球・照代さんの「地下鉄漫才」が流行った。夫の三球が「地下鉄の電車はどっから入れたんでしょうね~」と続く一連のボケに対して、妻の照代が「駅の階段から入れたんですよ」と知ったかぶりにツッコミ「よく改札が通れましたねぇ」という夫のボケが全国的に広まった。当時の営団地下鉄広報に問い合わせが殺到し、「違います」という異例のPRを行うほどだったそう。1978(昭和53)年、開業直前の都営地下鉄新宿線の車両搬入時に招かれ、大島の車両基地で地上からクレーンで搬入する様子を見学したとのこと。漫才のネタなんだから答え合わせしなくてもなーと思っていたら、そういえば何年か後にネタに入ってて、オチがついた感じでさらに面白くなっていた記憶がある。
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