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読売ジャイアンツ90年 - プロ野球、メジャーリーグ
特集456 読売ジャイアンツ90年 - プロ野球、メジャーリーグ(2024年12月26日〜2025年1月20日 ホーム掲載)
1934(昭和9)年12月26日読売ジャイアンツ創立。10月15日に、千葉県の谷津海岸に新設された谷津球場に30名の選手が集まりチームが結成され、翌月、横浜にメジャーリーグ選抜チームが来日し、全日本代表チームとして全国で親善試合興行を行った。試合は15戦全敗だったものの、ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグらを擁した全米代表は読売新聞の報道もあって大きな注目を集めた。12月26日に全日本代表チームの選手を中心にした選手19名で、後に巨人軍の前身となる大日本東京野球倶楽部が結成された。ミスタージャイアンツ、長嶋茂雄は、1958(昭和33)年入団。オープン戦で7本の本塁打を放つなど、活躍の期待が高まるなかで開幕戦を迎えた。4月5日、対国鉄スワローズ戦に、3番サードで先発出場してデビュー。国鉄のエース金田正一に4打席連続三振を喫したという、いわゆる「デビュー戦4連続三振」である。オープン戦の最中、ある解説者が長嶋を褒め称え「金田など打ち崩して当然」といった趣旨の発言をしていたのを耳にした金田は激昂、この日の登板のために特訓を重ねた結果であった。
書籍一覧
野球小説 大リーグの花 -トムキンスヴィルの少年-
(ジョン・R・チュニス 著 / 鈴木惣太郎・下島連 訳)
巨人軍中島治康、川上哲治、青田昇、長嶋茂雄、王貞治寄書大色紙
(マジックペン書、報知新聞巨人軍栄光の40年懸賞当選品)