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日本国際博覧会開催 - 昭和開催から55年、博覧会の記憶
特集469 日本国際博覧会開催 - 昭和開催から55年、博覧会の記憶(2025年5月16日〜2025年6月2日 ホーム掲載)
2025(令和7)年4月13日、日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催、1970(昭和45)年3月15日、日本万国博覧会開催。1970(昭和45)年の大阪万博では、ケンタッキー・フライド・チキンが日本で初めて出店、回転ずし発祥の「元禄寿司」も出店し、認知度を高めた。展示物も最先端技術が多く、アメリカ館では前年採取された月の石や、月を周回したアポロ8号司令船の実物と11号の着陸船イーグルと同型のテスト機が展示された。日本の企業パビリオンでも、人間洗濯機や、携帯電話の礎となる技術が展示され、後に実現され話題を呼んだ。2022(令和4)年7月にNHK Eテレにて放送された「TAROMAN (タローマン)岡本太郎式特撮活劇」は岡本太郎の作品群がモチーフで、顔は「若い太陽の塔」、体は「太陽の塔」の外見で、その任務は地球を襲う奇獣(岡本作品)たちから人類を守ること。1970年代に制作された架空の特撮ドラマという設定。あえて当時のアナログな特撮手法で、チープなセットやコスチュームを使っている。8月に劇場版映画「大長編タローマン万博大爆発」という、万博イヤーならではの作品が公開される。
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国際科学技術博覧会デザインガイド
(デザイン : 田中一光)