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クアラルンプール事件50年 - ゲリラ、テロ事件、暴力革命の時代
特集482 クアラルンプール事件50年 - ゲリラ、テロ事件、暴力革命の時代(2025年8月28日〜2025年9月17日 ホーム掲載)
1975(昭和50)年8月4日、クアラルンプール事件発生。日本赤軍によるマレーシアでのアメリカおよびスウェーデン大使館の占拠・人質事件。犯人グループは日本政府に囚人解放を要求し、日本政府の超法規的措置による釈放後に、リビア政府に投降した。犯人グループは、人質の解放と引き換えに日本国内での活動家7人の釈放や、グループへの参加を要求した。そのうち坂口弘、松浦順一は釈放を拒否、釈放メンバー5人のうち、西川純と戸平和夫国外で身柄拘束され、それぞれ懲役刑が確定、執行された。坂東國男の釈放・国外逃亡により、関与した連合赤軍事件における裁判が停止。死刑判決を受けた坂口弘の刑が未だに執行されていないのは、共犯である坂東の裁判が終了していないためとされている。同様に死刑判決を受けた永田洋子は刑が執行されないまま。2011(平成23)年に獄中で病死。佐々木規夫の釈放・国外逃亡により、東アジア反日武装戦線が起こした連続企業爆破事件の裁判が停止。死刑判決を受けた片岡利明の刑が執行されていないのは、同じく共犯である佐々木と、別の日本赤軍事件によって釈放され、国外逃亡した大道寺あや子の裁判が終了していないためとされている。同様に死刑判決を受けた大道寺将司は、刑が執行されないまま2017(平成29)年に獄中で病死。実行犯の奥平純三と、坂東國男、松田久、佐々木規夫が国際手配されている。
書籍一覧
島成郎と60年安保の時代(全2冊) ① ブント書記長島成郎を読む ② 60年安保とブント(共産主義者同盟)を読む
(島成郎 他 島成郎記念文集刊行会(編))