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日航ジャンボ機事故40年 - 航空機、事故、安全
特集484 日航ジャンボ機事故40年 - 航空機、事故、安全(2025年9月17日〜2025年10月24日 ホーム掲載)
1985(昭和60)年8月12日、日航ジャンボ機墜落事故。日本航空123便(ボーイング747SR-100)が、群馬県多野郡上野村の高天原山山中(御巣鷹の尾根)ヘ墜落した航空事故。乗客乗員524名中、死者520名という日本では史上最悪の航空事故で、単独機の事故としても世界史上最悪の航空事故となっている。生存者は4名。同日18:24機体後部の圧力隔壁が破損、操縦不能に陥り迷走飛行を続け、18:56墜落。19:15付近を航行していた米空軍のC-130 輸送機が、現場付近の山中に大きな火災を発見したが、当時はGPS等の衛星測位システムが実用化されておらず、正確な位置の計測は難しかった。20:42茨城県の航空自衛隊百里基地所属の救難隊が現場上空に到着するが、巨大火炎の真っ只中へ着地してしまう恐れがあったのと、障害物の把握がされていない為、リスクが大きく実行可能性は難しいと判断され、救助ができなかった。翌朝8:30ころ、墜落後初めてのヘリコプターから降下開始。9:00に陸上自衛隊が陸路で現地に到着するとともに、第一空挺団員が救難活動を開始された。事故原因は製造元の米ボーイング社による、機体尾部圧力隔壁の修理不良と設計上の欠陥。その後2000年代にJALグループが起こした安全上の不祥事などがきっかけで、国土交通省から事業改善命令が出され、安全啓発センターが設置されるなど、航空安全および事故対策強化が求められる。航空安全の重要な教訓とされている。
書籍一覧
スイス航空就航40周年記念: SWISSAIR500 CLEARED TO LAND: スイスエア500、クリアード トゥ ランド
(企画・監修 スイス航空株式会社日本支社)