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みどりの窓口60年 - 鉄道システム
特集489 みどりの窓口60年 - 鉄道システム(2025年12月1日〜2025年12月16日 ホーム掲載)
1965(昭和40)年9月24日、みどりの窓口開設。主にJRグループの旅客鉄道各社で、乗車券・指定券などを総合的に発券できる発売所。1960年代までは、特急列車など優等列車の指定券や寝台券は列車ごとに、紙の台帳で管理され、予約は窓口から乗車券センターなどへ電話連絡していた。旅客量の増加により、指定券の発行に1 - 2時間を要したり、同一座席を重複販売してしまうなどの問題が発生。これらの問題を解決するとともに、オンラインシステムに切り替えることを目的として、1965年に日本全国の主要152駅と日本交通公社の83か所の営業所に開設された。マルス-1は、コンピュータを利用した本格的なリアルタイムオンラインシステムとしても国内初で、1960(昭和35)年に運用を開始した。鉄道座席予約システムとしては世界初で、2025年5月にIEEE Milestone(マイルストーン)に選定された。当初は下り「第1こだま」「第2こだま」、後に下り「第1つばめ」「第2つばめ」を加えた4列車の予約業務を行なった。「こだま」は新幹線ではなく、初めて東京大阪間を日帰り可能にしたビジネス特急である。中央装置は専用に設計され、東京駅丸の内側の乗車券センター内に設置。端末は東京都内に10台、名古屋と大阪に各1台の計12台が設置。記録装置は磁気ドラムで、4列車、3,600席、最大15日分の予約まで入力できた。切符の印刷は内容をプリンタで印刷し、それを書き写して切符を作成していた。
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