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特集492 山手線環状運転開始100年 - 鉄道、都市交通(2025年12月16日〜2025年12月24日 ホーム掲載)

1925(大正14)年11月1日、山手線環状運転開始。当初は日本鉄道品川線と呼ばれ、1883(明治16)年に現在の上野駅の地を起点として開業、1885(明治18)年、官設鉄道(現在の東海道本線)と連絡する品川駅 - 赤羽駅間が開業。当時、日本鉄道の南端は上野駅、官設鉄道の北端は新橋駅(後の汐留駅)で距離は短く、繋ぐことができそうな位置関係だが、両駅を結ぶには立地的に難しく。用地買収がしやすかった山の手を通る経路が選ばれた。開業後の1886(明治19)年時点では、新橋駅 - 品川駅 - 赤羽駅間には毎日4往復の直通旅客列車が運行されていたとのこと。1891(明治24)年に日本鉄道第一区線から第五区線が全通し、横浜・新橋・品川・上野方面と高崎方面が結ばれた。1923(大正12)年9月に発生した関東大震災により、下町一帯が焼け野原のようになり、上野駅 - 神田駅間の用地買収が進んだことで環状運転が実現した。山手線の各駅近くに都心側のターミナル駅を設置することとなった私鉄各社は、自力で都心へ延伸するよりも自社の商業施設を集中した方が利益になると判断し始め、西武百貨店や東急百貨店などを開業させた。大手私鉄のターミナル駅周辺にある渋谷、新宿、池袋などの副都心は、中心市街地を凌ぐ繁華街にまで成長することとなる。

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