原著:アルフレッド・テニスン 譯:幡谷 正雄、交蘭社、大正 13年(1924年) 初版、169 p ・・・
アルフレッド・テニスン[1809~1892]英国の詩人。美しい韻律と叙情性に富んだ作風により、ビクトリア朝の代表的詩人となった。 「遙かにつゞく巉崖《きりぎし》に 途《みち》切れ落ちし罅裂《はざま》あり、その入江には波白く 磯の眞砂《まさご》も黄に染めり。彼方の狹き埠頭《はとば》には 一群《ひとむれ》ならぶ赤き屋根。さらに朽ちたる破寺《やれでら》を 見あげつゆけば上手《かみて》には櫓《やぐら》も高き粉屋まで 長き街道《みちすぢ》通ふなり。粉屋の背後《うしろ》空高く 灰色なせる丘聳えデンマーク人 の襲ひ來し 昔を偲ぶ塚幾そ。秋ともなれば栗拾ふ 童《わらべ》ぞ集ふ榛《はしばみ》の森の緑も濃く茂る 擂鉢《すりばち》なせる凹地《くぼみ》かな。
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