現代思想 1991年7月号 顔/顔が崩れる=富山太佳夫 この顔を見よ=小林昌廣 顔が似ているとはどういうことか,表情と類似=池田清彦 醜いあひるの子の変貌=高橋裕子 見えない顔を読む=多木浩二×富山太佳夫 他 コナン・ドイルの世紀末,挿し絵付き/富山太佳夫 エイズと文化RNAウイルス遺伝子の謀略/多田富雄 他
軽いお姫さま <妖精文庫 The bouquet of fairy tales 5>
幸福な王子 <妖精文庫 The bouquet of fairy tales 1>
現代思想 1991年8月号 マルクスのいない社会主義/マルクスのパラドクス=今村仁司×岩井克人 世界のはての泉について=川端康雄 資本主義の未来,初期社会主義の見たユートピア=今村仁司×加藤哲郎×横張誠 他 顔が崩れる〈中〉/富山太佳夫 コナン・ドイルの世紀末,挿し絵,新聞,「パンチ」/富山太佳夫 アレルギーの時代,あるいは相互拒否の論理/多田富雄 他
カイエ 1979.9月号第2巻第9号 特集・エドガー・アラン・ポオ/大庭みな子 中井英夫 佐伯彰一 富山太佳夫 種村季弘 池内紀 小野二郎 磯田光一 吉原幸子 渋沢孝輔 ジャズ・文学・放浪/青野聰×山下洋輔 今井裕康 樹木希林 他
ユリイカ 1998年7月号 特集:ジョイス/徹底対談 柳瀬尚紀×四方田犬彦 ヴァーバル/ポリカルなジョイスへ 大澤正佳 フリッツ・セン 結城英雄 三浦俊彦 吉川信 マーゴット・ノリス 高田宏 扶瀬幹生 富山太佳夫 他 アナグラム人名図鑑/石津ちひろ(文)+宇野亜喜良(絵)しりあがり寿 建畠晢 中沢けい 他
フェミニズムあるいはフェミニズム以後 梅光女学院大学公開講座 論集 第28集
現代思想 1989年7月号 消費される〈大学〉/大学にかかわるすべての人々へのアピール=G・グラネル すべての人にとっての最良の教育=松浦良充 大学というスペース=粉川哲夫 オックスフォード大学における教育,宗教,金銭=富山太佳夫 風土としての大学=落合仁司 他 音楽の風景/テクノ・エクレクティシズム=庄野進 他
隠喩としての病い 「聖書や『共産党宣言』やヒトラーの『我が闘争』の修辞の戦略を読み解くケネス・バーク。バルザックの中篇小説やファッションやレスリングの記号学的な仕組みを読み解くバルト。この二つの批評の範例のもとで、ソンタグは人間の生と死に直接からんでくる結核と癌とエイズの隠喩を読み解くのである。人間の体に起こる出来事としての病いはひとまず医学にまかせるとして、それと重なりあってひとを苦しめる病いの隠喩。つまり言葉の暴力からひとを解放すること、それをめざす彼女の批評は、ここでも啓蒙の動きとなって実現するのである。それは言葉の最もラディカルな意味において健康な批評となるだろう」(訳者あとがき)。 西欧の文化=権力が病い=病者におしつけてきた不健康な表象を批判し、自らの癌体験をもとに病いそのものを直視した本書は、卓抜な〈病いの記号論〉であると同時に、1980年代にひそかに進行していた一つの知的活動を代表する成果、今なお知的刺戟の源でありつづける古典なのである。
世界幻想文学大系 放浪者メルモス. 上下 2冊セット 第5巻 A 第5巻 B
ユリイカ 1980年9月号 増頁特集・オスカー・ワイルド/サロメ・名作に捧げる八葉作品:萩尾望都 ワイルド箴言集・芸術について/人生について/男と女について;西村孝次・訳編 ワイルドの童話:藤真利子 童話と「デ・プロフンディス」:津島佑子 司修、河野好蔵、前川康男、河村錠一郎、富山太佳夫 他 グラビア:ワイルド1854~1900 連載他/草野心平小詩集 ポオ原作、ドビュッシー脚本「アッシャー家の崩壊」:船山隆・訳 立原えりか、奥本大三郎、澁澤龍彦、小野耕世、蓮實重彦、粟津則雄、大岡信、中村真一郎 他
ユリイカ 1988年7月号 表紙・扉/金子國義 特集・石川淳 あるいは文体の魔術 現代文学の諸問題/石川淳×小林秀雄 見い出された作品、全・選集未収録作品:小説「衣裳」「ころび仙人」「一休咄」エッセイ「文学の今日」「何でもない文章」他4篇 解題/鈴木貞美 疾走するエネルギー/池澤夏樹×田中優子 石川淳作品譜/日高昭二 他 科学と叙情、人間は天才を産んで凡才を育てる/赤瀬川原平 ポスト・モダンの文学、プリモ・レーヴィ/富山太佳夫 他