荒井とみ三、私家版(荒井富三郎)、昭和20年、17.5×12.5cm
終戦直後(昭和20年9月)に作成されたガリ版刷私家同人誌
内容は空襲の被害状況や当時の回想、全焼した蔵書の探求など
反古紙や兄の経営する造船所の便箋にガリ版刷りで印刷
知人への私的な消息確認なども兼ねた冊子のため現存数はごく僅少と思われる(「部数は極く僅少であるから、保存無用と思召す方は読後御返送願へば好い」との記述あり)。
表紙手彩色・裏表紙肉筆俳画・落款
裏表紙から表紙にかけ中央縦筋カタツキ
相応の経年劣化あるも目立つダメージなく概ね良好
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