月脚達彦 著、東京大学出版会、2009年初版、390, 4p、22cm
2009年初版。カバー付属。定価:7,200円+税。
カバーに薄いヤケ・部分的に薄いくすみ・上端に微スレがありますが、それ以外は特に問題はありません。
●標題紙裏のタイトル:Enlightenment and nationalism in modern Korea
●目次
朝鮮開化思想研究の歴史と課題
第1部 朝鮮開化思想の形成と兪吉濬(朝鮮における国民国家創出論の形成—兪吉濬の対外観と「国民」創出論;朝鮮開化思想の構造—兪吉濬『西遊見聞』の文明論的立憲君主制論;保護条約以後の「実力養成運動」の論理と活動—兪吉濬と漢城府民会を中心に)
第2部 朝鮮ナショナリズムの形成と大韓帝国(大韓帝国成立前後の体外的態度—外交儀礼を中心に;独立協会の「国民」創出運動—新たな政治文化の誕生;『独立新聞』における「自主独立」と「東洋」—近代朝鮮におけるアジアと脱亜)
第3部 朝鮮ナショナリズムの展開と政治文化(近代朝鮮の開化運動における文明と民衆—民俗文化と近代;保護国期における朝鮮ナショナリズムの展開—伊藤博文の皇室利用策との関連で;「愛国啓蒙運動の文明観・日本観」再考—近代朝鮮ナショナリズム研究の視点)
まとめと展望
●著者:月脚 達彦 (つきあし たつひこ、1962年生まれ)
歴史学者。東京大学大学院総合文化研究科教授。
専門は朝鮮近代史。総合文化研究科グローバル共生プログラム (GHP) 運営委員。
研究対象は19世紀末から20世紀前半にかけての朝鮮思想史。特に近代朝鮮半島における国民国家、ナショナリズムの形成・展開に焦点を当てて、文化史・社会史の観点からも研究しています。また、日韓を軸として東アジアの歴史教育・歴史認識の問題にも関心を持っています。
著書に『福沢諭吉と朝鮮問題 「朝鮮改造論」の展開と蹉跌』『福沢諭吉の朝鮮 日朝清関係のなかの「脱亜」』など。
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