2001年哲学の旅 コンプリート・ガイドブック 哲学の「聖地紀行」ガイド
最後からひとりめの読者による「埴谷雄高」論 <The bungei treasury>
事象そのものへ! 思考の発生と運動を、非人称かつ詩的な言葉で刻みつけ、天才の登場を鮮烈に告げた記念碑的作品。哲学の巫女・池田晶子の仕事はここに始まる。
知ることより考えること : philosophical essays
超時と没我 : 埴谷雄高対話集 対談者=高橋留美子/池田晶子/島田雅彦/三田誠広/山口泉/小川国夫 いまだ出現しないものをすでに見てしまっていなければならないというのが、私が文学に無理強いに負わせている凝視力であるが、ここに収めた文章のなかでそのような架空凝視の機能について充分言い足りているとは思われない。そのような主題が一本の芯となって連なっていない感じがしても、架空凝視の機能の展開は小説の方に譲って、ここではただ幾つかの文章のそこかしこにその文学的志向が隠見しているだけでよしとしなければならない。私のこれまで書いたエッセイ、評論、回想、随想などのすべてをここに集める。(評論集「あとがき」より
基礎コース 民法1(総則・物権法)・2(債権法) 2冊セット <基礎コース>