わが青春のハプスブルク―皇妃エリザベートとその時代 塚本 哲也
王妃マリー・アントワネット <「知の再発見」双書> <「知の再発見」双書 100> その美貌と気品を讃えられ、一度はパリの民衆を熱狂させながら、 ついには革命の嵐にまきこまれ、断頭台の露ときえた悲劇の王妃マリー・アントワネット。 母マリア・テレジアの外交戦略、夫ルイ16世の身体上の欠陥、 美貌のスウェーデン貴族フェルゼンとの恋、革命をめぐるさまざまな思惑……。 すべての要素がからみあい、ひとりの美貌の女性を悲劇のレールへとみちびいていく。 近代ヨーロッパ史上、もっとも劇的な生涯を送った王妃の全生涯。