江守奈比古, 旭谷左右 共著、朝日新聞社、1949、186p 図版80枚、31cm
初版、本体カバー、 帙付き。
帙に少しスレ・イタミ、帙の背の題箋に少し欠け、帙の表紙に小さなキズ(虫食い?)、本体カバーにキレ・欠け・スレ、本体カバーにヤケ・ヨゴレ、本体の上部の端に角打ちによる折れ曲がり、見返しの遊び紙の裏側にラベルのはがし跡があります。
”本書は焼けた茶室を後世に残す、ただ一つの記念になったばかりではない。その意味では、これらの写真が、古来茶室を比較的完全に保存していた、戦争前の日本の姿をうつしているものであり、茶室といわず日本の古典美が傷つけられぬ形をもって残されていた時代を貴しとしなければならぬ”(「茶室」に寄せて)。
題簽・装丁:河合卯之助