坂崎重盛 著、芸術新聞社、2011年2月、366p、20cm
初版 カバー 帯付 カバーヤケ無し 帯ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
楽しきかな! 挿し絵にひかれて文庫めぐり。名著・名作の宝庫、岩波文庫は、実は「傑作挿し絵」のWonderlandだった。 《岩波文庫といえば、和洋の古典、古今の名著の殿堂、のイメージがある。知識人御用達? といった気配もある。その岩波文庫が、じつは、文中に挿し絵や図版を挿入する本づくりに、とても意識的であったことに、改めて気づかされたのだ。本はただ、テキストを読むだけのものではないでしょう。ときに元本にあった挿画や図版が再録され、読者に供される。その恩恵をこうむって、手にした「絵のある」岩波文庫、約120タイトル、冊数にして約190冊。「絵のある」岩波文庫の8、9割には達したでしょうか。知ってました? あの名作、名著に、こんな素敵な図版や挿画が添えられていたことを。あなたの愛読書や懐かしい本もきっとあるでしょう》(「まえがき」より)