壺井 栄、旺文社 旺文社文庫、昭和 47年(1972年) 初版、310 p モノクロ口絵:2頁 絶版・・・
あの不朽の名作『二十四の瞳』の著者・壺井栄が遺した、もうひとつの児童文学の名作長編。それが本書だ。 一人息子を戦争で亡くしたおとらおばさんと、病気で母を失った一郎、四郎の兄弟。愛する者をなくした者たちが悲しみに耐え、助けあい、懸命に歩いていくうちに傷ついた心を結びあわせていく。オリーブの島、小豆島を舞台にくり広げられる、心温まる愛情の物語。 ●『坂道』 坂道での事件は人間のエゴと真価を問い、貧しくとも積極的に人生に立ち向うことの大切さを読者に訴えかける。終戦直後の青年が苦難を乗り越えようとする姿を描いた短編小説。 内容細目:母のない子と子のない母と / 坂道 / 解説ー国分一太郎 / 母親の肌ざわりを読むー坪田譲治 / 軽井沢の壺井さんー芝木好子 / 代表的作品解題 / 参考文献 / 年譜
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