北康利 (監修, 解説), 松本亮平 (翻訳), Robert Cornell Armstrong ・・・
【原著者アームストロングの略歴】1876年カナダ・オンタリオ州生まれ。ヴィクトリア大学卒業後、1903年に宣教師として来日。静岡・浜松・金沢などで伝道活動に従事した後、関西学院で英語・哲学・神学を教え、第2代高等学部長を務めた。報徳社との出会いをきっかけに二宮尊徳に関心を持ち、1912年にアメリカで『Just Before the Dawn: The Life and Work of Ninomiya Sontoku』を刊行。その他、日本思想や宗教に関する多数の著作を残す。1929年没。青山霊園外国人墓地に眠る。
【監修者 北康利氏プロフィール】1960年12月24日愛知県名古屋市生まれ、東京大学法学部を卒業。富士銀行入行。資産証券化の専門家としてみずほ証券財務開発部長等を歴任する一方、京都大学大学院非常勤講師、中央大学会計専門職大学院客員教授等として教鞭も執る。2008年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。100年経営の会顧問、日本将棋連盟アドバイザー、東京と名古屋にて勉強会「一燈照隅の会」主宰。著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞受賞)、『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』、『吉田茂 ポピュリズムに背を向けて』(以上講談)、『松下幸之助 経営の神様とよばれた男』、『利他の心を永久に 稲盛和夫伝』(以上PHP研究所)、『乃公出でずんば 渋沢栄一伝』(KADOKAWA)等多数。 『致知』(致知出版社)において 「二宮尊徳 世界に誇るべき偉人の生涯」 を連載。
【翻訳者 松本亮平氏プロフィール】県立広島大学卒。大学卒業と同時に渡航したカナダでの経験をきっかけに、以降約20年にわたり海外8か国で国際開発分野の多様なプロジェクトに従事。近年では新大学設置にも参画し、キャンパスの国際化や海外研修等のカリキュラム設計を担当するなど、高等教育にも造詣が深い。翻訳では、国際実務に裏打ちされた高度な文脈理解と、教育的観点に基づく読者層に応じた語彙や表現の最適化を強みとする。