ウルリヒ・ベック 著 ; 東廉, 伊藤美登里 訳、法政大学出版局、2011年10刷、472, 20p・・・
カバー(少スレくすみ)
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目次
第一部 文明という火山 危険社会の輪郭
第一章 富の分配と危険の分配の論理について
1 自然科学から見た有害物質の分配と社会の危険状況
2 近代化に伴う危険は科学的知識に依存する
3 階級に特有の危険
4 文明に伴う危険が地球的規模で拡大する
5 二つの時代と二つの文化─危険を知覚することと危険が発生することとの関連
6 世界社会というユートピア
第二章 危険社会における政治的知識論
1 文明は貧困化するか
2 科学の危険に対する誤り、まやかしおよび過失とそれらに対する真実─科学の合理性と社会の合理性の対立をめぐって
3 社会が抱く危機意識─危険を間接的にも経験していない
4 近代化に伴う危険が認知されると政治的原動力が発生する
5 展望──二十世紀末の自然と社会
第二部 社会的不平等の個人化─産業社会の生活形態の脱伝統化
第三章 階級と階層の彼方
1 生活形態の文化的進化
2 個人化と階級形成─カール・マルクスとマックス・ウェーバー
3 伝統的な大集団が終焉を迎えるか
4 個人化、大量失業、そして新たなる貧困
5 将来の展開についてのシナリオ
第四章 わたしはわたし─家族の内と外における男女関係
1 男性と女性の情況
2 産業社会は、近代的な身分社会である
3 女性役割と男性役割からの解放か
4 不平等の意識化─選択可能性と選択の強要
5 将来の展開のシナリオ
第五章 生活情況と生き方のモデル─その個人化、制度化、標準化
1 個人化の分析的諸次元
2 ドイツ連邦共和国において個人化を推進する力の特殊性
3 生き方のモデルの制度化
第六章 職業労働の脱標準化─職業教育と仕事の未来
1 標準化された完全就業システムから柔軟で多様な部分就業システムへ
2 幽霊駅─職業につけない職業教育
3 教育による機会の分配はなされているのか
第三部 自己内省的な近代化─科学と政治が普遍化している
第一部と第二部の回顧と第三部の展望
第七章 (以下略)
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