多木浩二, 内田隆三 責任編集、リブロポート、1992年 6月、403p、23cm
初版 函 帯付 函ヤケ無し 帯表紙に少シミあり 帯ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
マネー・デザイン・個室・遊戯空間・教育・メディア・スポーツ…空洞化するゲームの領域を覆う巨大な力とは。資本の力は強大な質量と速度をもちその作用は現代社会の隅々まで及びうる。それを表象しようとする時、意味形象としては奇妙な零に遭遇する。
多木浩二・内田隆三「序──零ゼロの修辞学について」
内田隆三「資本のディスクール」
吉見俊哉「シミュラークルの楽園──都市としてのディズニーランド」
大島洋「Fax NUDE 東京1992」
片木篤「個室のユートピア」
森下みさ子「占いのディスクール」
生井英考「デザイン、消費文化の上演」
山田登世子「誘惑ゲーム──性とモードの現在」
伊藤俊治「記憶装置の変容──美術館革命とマルチメディア動向を中心に」
多木浩二「デザインの社会」
松田行正「CONTAINER」
森下みさ子「作動する「教育」装置──空なる記号の場」
多木浩二「スポーツという症候群」
多木浩二「あとがき」