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へちまのかは 杉村楚人冠著 出版社 至誠堂書店 刊行年 大正3年6判 ページ数 438頁 サイズ 四六判 杉村 楚人冠(明治5年7月25日〈1872年8月28日〉 - 昭和20年〈1945年〉10月3日)は、日本の新聞記者、随筆家、俳人。本名は廣太郎。別号は縦横、紀伊縦横生、四角八面生、涙骨など多数。 朝日新聞社本社記事審査部長、新聞記者として入社当初の楚人冠は、主に外電の翻訳を担当していた。1904年8月、レフ・トルストイが日露戦争に反対してロンドン・タイムズに寄稿した「日露戦争論」を全訳して掲載。戦争後、特派員としてイギリスに赴く。滞在先での出来事を綴った「大英游記」を新聞紙上に連載、軽妙な筆致で一躍有名になった。彼はその後も数度欧米へ特派されている。楚人冠は帰国後、外遊中に見聞した諸外国の新聞制度を取り入れ、1911年6月1日、「索引部」(同年11月、「調査部」に改称。1995年、電子電波メディア局の一部門として再編)を創設した。これは日本の新聞業界では初めてのことである。また1924年には「記事審査部」を、やはり日本で初めて創設した。縮刷版の作成を発案したのも彼である。これらの施策は本来、膨大な資料の効率的な整理・保管により執筆・編集の煩雑さを軽減するために実施されたものであるが、のちに縮刷版や記事データベースが一般にも提供されるようになり、学術資料としての新聞の利便性を著しく高からしめる結果となった。その他、『日刊アサヒグラフ』を創刊したりするなど、紙面の充実や新事業の開拓にも努めた。楚人冠は制度改革のみならず、情報媒体としての新聞の研究にも関心を寄せており、名著『最近新聞紙学』(1915年)や『新聞の話』(1929年)を世に送り出した。外遊中に広めた知見を活かしたこれらの著作により、彼は日本における新聞学に先鞭をつけた。1910年に中央大学に新聞研究科が設置されたが、それは同校学員(卒業生)の楚人冠らの発案によるものである。同研究科においては、自らも講師を務める。その際の講義案を下敷きに著された書物が『最近新聞紙学』である。世界新聞大会(第1回は1915年にサンフランシスコで、第2回は1921年にホノルルで開催)の日本代表に選ばれたこともあ取締役、監査役。

暢気堂書房

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『アニメドキュメント ミュンヘンへの道』台本6冊 出崎哲旧蔵出崎自身の多数書込。 1972年4月23日から8月20日、および特別編として同年9月24日に不二家の時間(TBS)で放送されたドキュメンタリーとアニメーションを一体化させた番組である。番組はバレーボール日本代表が、ミュンヘンオリンピック(1972年8月開幕)へ向けて取り組む様をチーム全体、あるいは選手個々のエピソードを交えて取り上げたもので、エピソード部分はアニメーション、また練習の模様などは実写映像を使って放送された。アニメ部分の監督を務めた吉川惣司は、日本代表監督の松平康隆がチームの知名度向上を目指して広告代理店経由でTBSに企画を持ち込んだもので、実写番組では視聴率を見込めないことから「アニメと組み合わせるしかない」という判断になったと証言している[1]。放送前の記事では、アマチュア選手を出演させると選手規定に抵触することから、アニメーションに実写を挿入する方式を採ったと紹介されている。1971年にタツノコプロ制作、日本テレビで放映した『アニメンタリー 決断』に次ぐ「アニメによるドキュメンタリー作品」であるが、『決断』が太平洋戦争を題材にした歴史ものだったのに対し、『ミュンヘンへの道』はオリンピックに関連した同時進行ドキュメントであった。日本代表チームが本当に金メダルを取れるのかという視聴者の興味を盛り上げながら、オリンピック前哨戦の試合と連動させることで、メディアミックスともいえる演出効果が見込まれた。通常放送の最終回は、オリンピックでのバレーボール競技が開始される1週間前で、オリンピックでの優勝決定後の9月24日に、優勝を記念する形で総集編的な「特別編」を放映している。スタッフ脚本:松岡清治、辻真先、伊東恒久、竹内泰之、吉原幸栄 他 作画監修:矢沢則夫(J・A・B)作画監督:谷口守泰、金沢比呂司 他 撮影:有吉英敏(ドキュメント部分)、吉田享司(アニメーション部分)監督:大隅正秋 アニメーション演出:吉川惣司 絵コンテ:出崎哲 連載 ¥50,000

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