[仮題]　本郷区質商・堀江家所有地関係文書　

￥242,000

• 著者 東京市本郷区本郷三丁目八番地・堀江半兵衛旧蔵
• 刊行年 明7‐昭19頃
• ページ数 封筒24組・ファイル1冊・その他1組
• サイズ 大ダンボール1箱以上
• 冊数 1組
• 解説 本郷区質商・堀江家の東京市内所有地関係文書。明治初頭から戦時下に至る市内20余ヶ所の貸地・貸家書類群。
  
  『人事興信録』（初版・第4版・第8版）によると堀江家は江戸期から質商「萬屋」を営む旧家。嘉永元年生れの堀江半兵衛は府会議員・本郷区会議員・東海銀行取締役・日本セメント取締役等を歴任。明治38年に京華商業学校卒の次男が家督を継いで二代半兵衛となり、昭和3年の時点で東京府多額納税者に類されている。
  
  市内五区に亘る計21ヶ所の貸地関係文書を、住所毎の手製和紙封筒に収納したもの。賃貸契約書類・土地払下書類・公正証書・地券・建築申請書・貸家建築資料及図面・借地人関係資料等々…が、少ない封筒で10数点、多い封筒で100点近く収納されている。
  
  以下、貸地文書が封筒21組。二重鉤括弧は封筒の表書きで、中の括弧は棒線で訂正された旧住所。
  ●『本郷區本郷三丁目壹番地五（十三番地五）』●『本郷區本郷三丁目弐番地（三番地）』●『本郷區本郷三丁目四番地四、四番地五（七番地、八番地）』●『本郷區本郷四丁目廿七、廿八番地』●『本郷區本郷五丁目四番地』●『本郷區本郷五丁目六番地』●『本郷區本郷五丁目拾番地』●『本郷區追分町四、五、六、七番地』●『本郷區真砂町壱番地』●『本郷區真砂町廿八、廿九番地』●『神田區富山町二十四番地（十七、十八番地）』●『神田區田代町三、四番地』●『神田區三河町二丁目十四、十六番地（十四、十五、廿七番地）』●『神田區小柳町三十七番地』●『神田區金沢町十二番地（九番地）』●『京橋區銀座一丁目十、廿番地』●『京橋區寶町壱丁目八番地、京橋二丁目四番地三（南鞘町拾五番地）』●『京橋區京橋二丁目四番地（南鞘町拾七番地三）』●『日本橋區江戸橋二丁目一番地四（本材木町一丁目廿一番地）』●『日本橋區富澤町三番地』●『本所区東両国壱丁目八番地ノ参（元町拾四番地）』
  
  以下、貸家文書が封筒2組。
  ●『本郷区本郷三丁目八番地貸家関係書類』●『本郷区真砂町弐拾九番地貸家関係書類』
  
  ●その他、『期限経過併ニ不要書類』と題された封筒が1組、昭8～19の不動産関係書類ファイルが1冊、恐らく封筒から零れた書類群が1組。